渋谷区の屋根修理・雨漏り修理業者おすすめランキング【2024年版】

屋根修理・雨漏り修理の成否は業者選びの時点で7割決まる？

皆様が業者選びで悩まれる原因の一つが、「屋根修理業者」「雨漏り修理業者」で検索された際、ヒットする業者の数が多すぎるという点です。
何も事前知識が無い状態で、何百もの業者の中から信頼できそうな業者を選ぶのは非常に難しいと言えるでしょう。

しかし、屋根修理・雨漏り修理に限らず、外壁塗装やリフォームなど建築業界では、
「工事の成否は業者選びの時点で7割決まる」
と言われています。
だからこそ、最初に問い合わせた業者にすぐ依頼するのではなく、複数業者から見積もりをとって比較しながらじっくり検討していただきたいのが屋根修理・雨漏り修理です。

しかし、そもそも「何を基準に、どんな業者を選べば良いのか？」を知っておかなければ、業者選びの最初の段階でつまずいてしまいます。
実は、一口に屋根修理・雨漏り修理ができる業者といっても、その業態はいくつかにタイプ分けすることができます。

結論から先にお伝えすると、屋根修理・雨漏り修理業者で選ぶべきは『自社施工店（職人直営店）』です。
それでは、屋根修理業者にはどんな業態があるのか、そして業態ごとにどんな特徴があるのかを見ていきましょう。

大手ハウスメーカー・大手リフォーム会社

皆様が業者探しをスタートした際、一番最初に候補に入ってくるのがこの「大手ハウスメーカー・大手リフォーム会社」ではないでしょうか？
大手に依頼する最大のメリットは、やはり大手ならではの安心感・ネームバリューでしょう。
「大手だから下手なことはしないだろう」「他のみんなも多く利用してる会社だから安心」といったネームバリューは確かに魅力的です。
しかし、実は大手ハウスメーカーに依頼すると、工事の仕上がり・工事費用の両面で最も損をします。

例えば、A社という大手ハウスメーカーに工事を依頼すると、当然A社の職人が施工してくれると思いがちです。
しかし実際にはA社には職人はおらず、皆様からのご依頼はすべて下請け業者に丸投げしています。
そうなると、下請け業者の技術力は業者によってバラバラなので、場合によっては技術力が低い業者が施工を担当することになってしまいます。
大手ハウスメーカーは、皆様からのご依頼を順番に下請け業者に流しているだけですので、当然皆様が施工業者を選ぶことなどできません。

また一番の問題は、大手ハウスメーカーから下請け業者に依頼が流れる際、案件の仲介手数料として中間マージンが発生します。
この中間マージンは、皆様がお支払いになる工事代金に上乗せされてしまうため、大手ハウスメーカーに依頼するとほとんどの場合で工事費用が相場より高額になります。

このような理由から、「自分で業者を選べない」「工事代金に不要な費用が上乗せされる」大手ハウスメーカー・大手リフォーム会社を選ぶのはおすすめできません。

街の工務店・リフォーム会社

ここで言う「街の工務店・リフォーム会社」とは、大手のようにCMや広告などを大々的に出してはいないものの、皆様の街に事務所兼ショールームを構えている工務店・リフォーム会社を指します。

皆様の近くに事務所を構えて「地域密着」を強みにしている会社が多いですが、皆様からの依頼を直接請け負うこともあれば下請け業者に流す場合もあり、「皆様からの依頼に対して誰が対処するのか？」については不安定です。
理由としては、現在はリフォーム工事全般を請け負うリフォーム会社を名乗っていますが、元々は屋根修理業者、あるいは外壁塗装業者、内装工事業者など、何か一つの業種にのみ従事していた業者だからです。
自分たちが得意とする工事であれば自社で請け負えるが、それ以外の工事は取り扱えないので別業者に仕事を流す、という訳です。

別業者が施工を行えば、当然ですが大手ハウスメーカーに依頼した場合と同じように中間マージンが発生し、工事費用が高額になってしまいます。
このような事情を鑑みると、よほど地域密着で「どうしてもこの会社に依頼したい」という場合でない限りは、街の工務店・リフォーム会社を選ぶメリットはあまり無いと言えるでしょう。

瓦修理業者・板金工事業者

屋根には屋根材として瓦、屋根材の接合部を覆うことで雨水や虫の侵入を防ぐための板金など、様々な建材が使用されています。
そして、それぞれに専門の業者が存在します。

瓦修理業者は主に葺き替え・葺き直しを専門に扱う屋根修理業者で、名前の通り瓦屋根の修理に特化しています。
板金工事業者は板金加工を得意とする業者で、主にガルバリウム屋根やトタン屋根など金属屋根の修理を取り扱っています。
いずれの業者も専門とする分野の工事であれば高品質な施工が期待できますが、専門外の工事の場合は得手不得手があり、場合によっては下請け業者に仕事を流す場合もあります。

ご自宅の屋根の素材が何かわからない、どんな工事・メンテナンスが最適なのかわからないという方は、どんな屋根材・工法にも対応してくれる屋根修理業者に依頼した方が良いでしょう。

完全自社施工（職人直営店）の屋根修理業者

完全自社施工（職人直営店）とは、自社のみで現地調査・打ち合わせから施工、さらにアフターフォローまでを行う業態を指します。
屋根材や工法を問わず、どんな屋根修理・雨漏り修理であっても自社職人の施工で対応が可能です。

上述の通り、大手ハウスメーカー・大手リフォーム会社、そして街の工務店・リフォーム会社に屋根修理・雨漏り修理を依頼すると、ほとんどの場合で皆様の依頼は下請け業者に丸投げされます。
現地調査・打ち合わせは営業マン、施工は下請け業者、アフターフォローはさらに別業者と、一つの工事に対して複数の人間が関わることになってしまいます。
そうなると、皆様の要望も伝言ゲームのようになってしまい、業者間同士でうまく伝達ができず期待通りの仕上がりにならないことも多いのです。
また、万が一トラブルが起こった際にも、元請けと下請けの間で「伝えた」「聞いてない」と水掛け論になってしまい、いつまでも問題が解決しないということも決して少なくありません。

完全自社施工（職人直営店）であれば、すべての工程で自社の担当・職人が対応してくれるのでこういった事態は起こりません。
急な要望や変更があった場合にも、その場で社内で連絡を取り合って対応してくれます。
皆様と業者とのやり取りの明瞭さ、そして対応の早さは職人直営店を選ぶ大きなメリットの一つです。

そして何より、工事のすべての工程を自社で完結できるので、下請け業者など別業者が工事に一切関わりません。
下請け業者を使わないので中間マージンは一切発生せず、工事費用を大きく抑えることが可能になります。

仕上がり、そして工事費用ともに満足度の高い屋根修理・雨漏り修理をしたいという方は、完全自社施工（職人直営店）が一番おすすめです。

渋谷区での屋根修理・雨漏り修理に関する助成金・補助金情報

ここまでで、屋根修理・雨漏り修理はどんな業者に依頼するのが一番良いかをお伝えしました。
どの業者に依頼すれば良いのかがわかった次に気になるのは工事費用です。

屋根修理・雨漏り修理にかかる費用は決して安いものではなく、各種工法の中で比較的費用を抑えることができるカバー工法であっても、その費用は数十万円と高額です。
そのため、「少しでも費用を抑えてお得に工事をしたい」と誰しもが考えるのも当然です。

屋根修理・雨漏り修理の費用を抑える方法として、火災保険を利用するという方法があります。
ただし、火災保険は当然ながら施主様が保険に加入されているのが前提ですし、何より台風や大雨など自然災害による被害にしか利用できないという制約があります。
申請の条件を満たせばたしかに工事費用を大きく抑えることができますが、誰でも気軽に利用できる方法ではないという点には注意が必要です。
屋根修理・雨漏り修理における火災保険については、こちらの記事で詳しく解説しています。

屋根修理・雨漏り修理で火災保険を活用するための条件や注意点を徹底解説

火災保険以外に費用を抑える方法として、各自治体が設けている住宅リフォームに関する助成金・補助金を利用するという方法があります。
ここ渋谷区でも、屋根修理・雨漏り修理を含む住宅リフォームに関する助成金・補助金制度が存在します。

渋谷区 住宅簡易改修支援事業

制度名	住宅簡易改修支援事業
受付期間	2024/4/1～2025/1/31
助成金額	消費税を除く工事費用の20%（上限10万円）
支給条件	・渋谷区に住民登録をしている個人であること ・対象住宅の所有者、所有者の配偶者、所有者の親または所有者の子であること ・対象住宅に居住していること ・この助成を受けたことがないこと ・消費税を除く工事費用が5万円以上の工事であること ・令和7年1月末までに申請があり、申請後に着工し、令和7年3月15日までに完了できる工事
対象工事	・土台または基礎の改修工事 ・屋根・外壁などの改修および模様替えを行う外装工事 ・天井・壁・床などの改修および模様替えを行う内装工事 ・外階段・ベランダなどの改修および模様替えを行う外構工事 ・手すり・造り付け家具などの修繕および設置を行う工事 ・窓・扉などの建具の改修および取り替えを行う工事 ・台所、浴室、便所などの設備器具などの取り替えを行う工事 ・門または塀、土間またはたたきなどの改修および模様替えを行う外回り工事
問い合わせ先	渋谷区 住宅政策課住環境整備係 TEL：03-3463-3548 FAX：03-5458-4947

引用：https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kankyo/kenchiku/kenchiku-yushi/zyutakukanikaishusien.html（渋谷区ホームページ）

屋根修理に関する助成金・補助金の注意点とは？

自治体によって受け取れる補助金は異なり、渋谷区では上限10万円と設定されていますが、自体体によっては最大で20万円程度の補助金を受け取れる場合もあります。
ここで覚えておいていただきたいのが、「最大で20万円程度」という点です。

住宅リフォームに関する助成金・補助金の広告をインターネットで見かけたことはありませんか？
広告では、「助成金で屋根修理がこんなに安く！？」「助成金で雨漏り修理が無料に！」といったように、非常に高額な補助金を受け取れるかのような口ぶりです。
しかし実際には、広告に記載されているような工事費用が実質ゼロ円になるほどの助成金・補助金制度を設けている自治体は日本に存在しません。

インターネットで見かける助成金・補助金の広告はほとんどが釣り広告です。
そして、そういった広告を出している業者の中には悪徳業者も潜んでいるので注意してください。

「屋根修理・雨漏り修理がめちゃくちゃ安くなるかも！」と期待するような制度ではないという点を覚えておいていただいた上で、釣り広告を出しているような業者に依頼するのではなく、ご自身でしっかり比較検討して選んだ信頼できる業者に助成金・補助金の利用を検討している旨を伝えるようにしましょう。

渋谷区のおすすめ屋根修理・雨漏り修理業者ランキング

それでは、皆様が一番気になっている「渋谷区でどの屋根修理業者を選んだらいいの？」というお悩みに対して、渋谷区で口コミ・評判の良いおすすめ屋根修理業者をご紹介します。
こちらでは、おすすめ業者全5社の中から、トップ3をランキング順に紹介させていただきます。
屋根修理業者を選ぶ際は、3社以上から相見積もりを取って比較検討することが必須ですが、こちらで紹介している業者の中から選べば間違いありません。
ぜひ、渋谷区での屋根修理・雨漏り修理業者探しの参考にしてください。