屋根修理・屋根リフォームに関する助成金・補助金の注意点とは？
当サイトのトップページでも触れていますが、自治体によって受け取れる補助金は異なります。
例えば渋谷区では上限10万円と設定されていますが、自体体によっては最大で20万円程度の補助金を受け取れる場合もあります。
ここで覚えておいていただきたいのが、「最大で20万円程度」という点です。
住宅リフォームに関する助成金・補助金の広告をインターネットで見かけたことはありませんか？
広告では、「助成金で屋根修理がこんなに安く！？」「助成金で雨漏り修理が無料に！」といったように、非常に高額な補助金を受け取れるかのような口ぶりです。
しかし実際には、広告に記載されているような工事費用が実質ゼロ円になるほどの助成金・補助金制度を設けている自治体は日本に存在しません。
インターネットで見かける助成金・補助金の広告はほとんどが釣り広告です。
そして、そういった広告を出している業者の中には悪徳業者も潜んでいるので注意しましょう。
「屋根修理・雨漏り修理がめちゃくちゃ安くなるかも！」と期待するような制度ではないという点を覚えておいてください。
そして、釣り広告を出しているような業者に依頼するのではなく、ご自身でしっかり比較検討して選んだ信頼できる業者に助成金・補助金の利用を検討している旨を伝えるようにしましょう。
渋谷区の屋根修理・屋根リフォームに関する助成金・補助金情報
それではまず、渋谷区の屋根修理・屋根リフォームに関する助成金・補助金には、どのような制度が設けられているのか見ていきましょう。
渋谷区 住宅簡易改修支援事業
制度名 住宅簡易改修支援事業 受付期間 2023/4/1～2024/1/31 助成金額 消費税を除く工事費用の20%（上限10万円） 支給条件 ・渋谷区に住民登録をしている個人であること
・対象住宅の所有者、所有者の配偶者、所有者の親または所有者の子であること
・対象住宅に居住していること
・この助成を受けたことがないこと
・消費税を除く工事費用が5万円以上の工事であること対象工事 ・土台または基礎の改修工事
・屋根・外壁などの改修および模様替えを行う外装工事
・天井・壁・床などの改修および模様替えを行う内装工事
・外階段・ベランダなどの改修および模様替えを行う外構工事
・手すり・造り付け家具などの修繕および設置を行う工事
・窓・扉などの建具の改修および取り替えを行う工事
・台所、浴室、便所などの設備器具などの取り替えを行う工事
・門または塀、土間またはたたきなどの改修および模様替えを行う外回り工事問い合わせ先 渋谷区 住宅政策課住環境整備係
TEL：03-3463-3548
FAX：03-5458-4947
渋谷区近郊の屋根修理・屋根リフォームに関する助成金・補助金情報
続いて、渋谷区近郊の屋根修理・屋根リフォームに関する助成金・補助金情報を見ていきましょう。
ここで注意していただきたいのが、以下でご紹介する助成金・補助金情報には屋根塗装を行うことが給付の条件になっているものも多いという点です。
制度名に「エコ」や「温暖化対策」が含まれるものは、ほとんどの場合で屋根修理ではなく屋根塗装が対象となっています。
これは、通常の塗料ではなく遮熱機能を持った塗料で屋根を塗装することで節電効果を向上させることを目的としているためです。
屋根修理・屋根リフォームにおいて屋根塗装が選ばれるケースもありますが、これはあくまで屋根の劣化が進んでいない場合です。
屋根塗装は屋根の保護を目的として行われる工事であり修繕効果は薄いので、屋根葺き替えやカバー工法を必要としている屋根に塗装を行なってもあまり意味が無いのです。
屋根葺き替えやカバー工法を検討されている方は、対象工事に「屋根の断熱・遮熱工事」ではなく「屋根の改修工事」が含まれているかをしっかり確認しておきましょう。
新宿区 省エネルギー及び省エネルギー機器等補助制度
制度名 省エネルギー及び省エネルギー機器等補助制度 受付期間 令和5年4月17日（月）～令和6年3月31日（日） 助成金額 塗装は施工面積1㎡あたり2,000円（上限200,000円） 支給条件 ・新宿区内に居住している方で、その住宅に補助対象機器等を自ら使用する目的で設置又は施工した方
・施工及び支払いまで完了した上で、申請書及び各添付書類等が提出可能なこと
・施工完了日と支払完了日の間は1年以内であること
・導入した補助対象機器等が、未使用のものであること（中古品やリース機器は対象外）
・過去に本制度に基づく同一機器の補助を受けていないこと対象工事 ・太陽光発電システム
・CO2冷媒ヒートポンプ給湯器（エコキュート）
・家庭用燃料電池（エネファーム）
・高反射率塗装（屋根又は屋上）
・断熱窓
・蓄電池システム問い合わせ先 新宿区 環境清掃部-環境対策課
〒160－8484 東京都新宿区歌舞伎町1－4－1
TEL：03-5273-3763
FAX：03-5273-4070引用：https://www.city.shinjuku.lg.jp/seikatsu/shoenergy.html（新宿区ホームページ）
品川区 住宅改善工事助成事業(エコ＆バリアフリー住宅改修)
制度名 住宅改善工事助成事業(エコ＆バリアフリー住宅改修) 受付期間 令和5年4月3日（月）～令和6年2月14日（水） 助成金額 費用の10％（上限20万円） 支給条件 ・この制度を初めて利用すること
・予約申込時点で着工前で、令和6年2月29日(木)までに助成申請書類を提出できること
・区内施工業者に発注して行う工事であること
・助成対象工事費用(消費税抜き)の総額が10万円以上であること
・助成対象工事について他の助成制度を利用していないこと
・建築基準法その他の関係法令に適合していること
・建築確認が必要な工事の場合は、原則として品川区建築課で取得すること
・品川区民であること
・工事対象住宅(区内)の世帯主であり、現に居住していること
・前年所得(所得税法に規定する前年の合計所得金額)が1200万円以下であること
・住民税を滞納していないこと
・工事対象住宅が賃借の場合は対象工事について所有者から承諾を得ていること対象工事 ・LED照明器具設置
・遮熱性塗装
・日射調整フィルム設置
・断熱化
・高断熱浴槽設置
・節水型便器設置
・換気設備新設
・環境に配慮した内装材使用
・その他、環境に配慮した工事 等問い合わせ先 住宅課 住宅運営担当
〒140-8715 品川区広町2-1-36
TEL：03-5742-6776
FAX：03-5742-6963
目黒区 住宅リフォーム資金助成
制度名 住宅リフォーム資金助成 受付期間 2023/4/1(土)～ 助成金額 費用の10％（上限10万円） 支給条件 ・区民が区内に所有し、自ら居住する住宅であること
・施工費用が税抜20万円以上であること
・区内業者が施工すること 等対象工事 ・室内リフォーム
・屋外改修工事
・アスベスト除去工事
・空き家・空き室に対するバリアフリーリフォーム工事 等問い合わせ先 住宅課 居住支援係
〒153-8573 目黒区上目黒二丁目19番15号
TEL：03-5722-9878
FAX：03-5722-9325引用：https://www.city.meguro.tokyo.jp/juutaku/kurashi/sumai/rifoumu.html（目黒区ホームページ）
世田谷区 エコ住宅補助金
制度名 エコ住宅補助金 受付期間 令和5年4月1日から令和6年1月末日まで 助成金額 費用の10％（上限20万円） 支給条件 ・世田谷区に住民登録があること
・世田谷区内に店舗、営業所などを置く施工業者（個人事業者を含む）と契約し、施工すること
・申請する建物が建築基準法令に適合していること
・申請する建物が耐震性を有すること（昭和56年6月1日以後に建築確認済証が交付された住宅）
・申請する工事と同一の工事について区の他の補助金を受けていない（又受けようとしていない）こと
・これまでに、環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金を受けていないこと
・特別区民税・都民税の滞納がないこと
・建物の所有権を有する者が複数の場合は、当該所有権を有する者全員の同意を得ていること 等対象工事 ・外壁等の断熱改修
・窓の断熱改修
・屋根の高反射率塗装
・太陽熱ソーラーシステム、又は太陽熱温水器の設置
・高断熱浴槽の設置
・太陽光発電システム（太陽光パネル）の設置
・高効率給湯器の設置
・住宅の外壁塗装工事 等問い合わせ先 世田谷区環境政策部環境・エネルギー施策推進課
〒158－0094 世田谷区玉川1－20－1二子玉川分庁舎 B棟3階
TEL：03-6432-7133
FAX：03-6432-7981引用：https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/sumai/011/003/d00190129.html（世田谷区ホームページ）
台東区 住宅向けエコ助成制度
制度名 住宅向けエコ助成制度 受付期間 先着順 助成金額 工事費用（税抜）×20％（上限15万円） 支給条件 ・区内の建物に新規に対象機器等を導入すること。※改良・増設は対象外
・建物が自己所有でない又は共有している場合は、所有者（共有者）の承諾を得ていること。
・対象機器は新たに購入する未使用のものであること。※中古・リースは対象外
・住民税（法人等にあっては事業税）を滞納していないこと。
・工事の前に申請し、交付決定後に工事を行うこと。
・過去に窓・外壁等の遮熱・断熱改修助成を受けていないこと。
・譲渡、販売等を予定している建物への施工ではないこと。
・個人にあっては「我が家のCO2ダイエット宣言」、法人等にあっては「我が社のCO2ダイエット宣言」をしていること。
・区による施工後の状況に関する調査に協力すること。
・助成金の交付決定を受けた後、3か月以内（年度末に係る場合は申請年度の最終開庁日まで）に工事代金の支払いを終え、完了報告書等を提出すること。対象工事 ・窓の遮熱、断熱改修
・外壁、天井、床、屋根、屋上の遮熱・断熱改修問い合わせ先 〒110-8615 東京都台東区東上野4丁目5番6号
台東区役所環境課 普及啓発担当
TEL:03-5246-1281(直通)
FAX:03-5246-1159引用：https://www.city.taito.lg.jp/kenchiku/kankyo/jyoseiseido/dannetsu.html（台東区ホームページ）
千代田区 ヒートアイランド対策助成制度
制度名 ヒートアイランド対策助成制度 受付期間 令和6年2月15日（木曜日）まで 助成金額 助成対象経費の50％（上限は工事によって異なる） 支給条件 ・区内の建物等への施工であること
・塗装の場合、高反射率塗料を使用すること
・工事前の申請であること 等対象工事 ・屋上等緑化
・プランター（屋上・敷地内100リットル／基以上）
・敷地内緑化
・壁面緑化
・高反射率塗料・熱交換塗料（屋上・壁面）
・日射調整フィルム・窓用コーティング問い合わせ先 環境まちづくり部環境政策課エネルギー対策係
〒102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
TEL：03-5211-4256
FAX：03-3264-8956引用：https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/kankyo/hojo/heat-island.html（千代田区ホームページ）
江東区 地球温暖化防止設備導入助成
制度名 地球温暖化防止設備導入助成 受付期間 令和5年4月3日（月曜日）～令和6年3月15日（金曜日） 助成金額 塗装は施工面積1㎡あたり1,000円（上限200,000円） 支給条件 ・区内に住宅を所有する個人又は区内に住宅を取得しようとする個人
・賃貸住宅又は使用貸借住宅の居住者（住宅の所有者から設備を設置することについて同意を得ている場合）
・区内にある集合住宅の管理組合若しくは区内に集合住宅を所有する又は取得しようとする個人及び事業者（※国または地方公共団体が出資する個人事業者、法人又は団体を除く。）
・法人都民税又は住民税を滞納していないこと 等対象工事 ・太陽光発電システム
・蓄電池
・エネルギー管理システム機器（HEMS・MEMS）
・CO2冷媒ヒートポンプ給湯機（エコキュート）
・家庭用燃料電池装置（エネファーム）
・高反射率塗装
・高断熱窓
・LED照明（集合住宅の共用部分のみ）
・電気自動車等充電設備問い合わせ先 江東区役所防災センター6階5番温暖化対策課窓口
〒135-8383 東京都江東区東陽4-11-28
TEL：03-3647-9111引用：https://www.city.koto.lg.jp/380201/machizukuri/kankyo/sedo/30jyosei.html（江東区ホームページ）
港区 地球温暖化対策助成制度
制度名 地球温暖化対策助成制度 受付期間 2023/4/3～2024/2/29 助成金額 「材料費の全額」「対象面積（平方メートル）×2千円」の内、低い金額（上限30万円） 支給条件 ・区内に建築物を所有している個人であること
・工事の着工前であること
・明度（L*値）が60以上かつ日射反射率（近赤外域）が60％以上の塗料と使用すること
・過去12年以内に、同じ住所・同じ建物で高反射率塗料等の助成金の申請を行っていないこと対象工事 ・屋上・屋根への高反射率塗料の塗装
・窓への日射調整フィルム等の張り付け
・高断熱サッシの取り付け
・エネファームの導入 等問い合わせ先 〒105-8511 港区芝公園1丁目5番25号
環境課地球環境係 助成金担当
TEL：03-3578-2496～2498引用：https://www.city.minato.tokyo.jp/chikyukankyou/kankyo-machi/kankyo/hojo/toryo.html（港区ホームページ）
中央区 住宅・共同住宅用自然エネルギー・省エネルギー機器等導入費助成
制度名 住宅・共同住宅用自然エネルギー・省エネルギー機器等導入費助成 受付期間 令和4年10月1日から令和6年3月31日まで 助成金額 費用の40％～70％（上限20万円～24万円） 支給条件 ・区内に住所を有している方（区民）
・区内に賃貸共同住宅を所有している方(区民)
・屋上・屋根用塗料が、日射反射率が50%以上であること 等対象工事 ・太陽光発電システムの導入
・蓄電システムの導入
・家庭用燃料電池システム(エネファーム)の導入
・高反射率塗料を使用した塗装工事 等問い合わせ先 環境課 ゼロカーボン推進係
〒104-8404 東京都中央区築地一丁目1番1号
TEL：03-3546-5628引用：https://www.city.chuo.lg.jp/a0036/machizukuri/bika/taisaku/kikijosei/ecojosei_jutaku.html（中央区ホームページ）
杉並区 エコ住宅促進助成
制度名 エコ住宅促進助成 受付期間 令和5年4月10日（月曜日）から令和6年1月31日（水曜日）まで 助成金額 塗装は塗装面積(㎡)×1,000円（上限15万円） 支給条件 ・区民が現居する区内の建物の施工であること
・申請者、契約者、支払者が同じあること
・塗装工事の場合、日射反射率50％以上の塗料を使うこと 等対象工事 ・高日射反射率塗装（屋根・外壁）
・窓の断熱改修
・太陽光発電システムの導入 等問い合わせ先 環境部環境課温暖化対策係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
TEL：03-3312-2111
FAX：03-3312-2316引用：https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/gomi/syouene/1004921.html（杉並区ホームページ）
豊島区 住宅修繕・リフォーム資金助成事業
制度名 住宅修繕・リフォーム資金助成事業 受付期間 先着順 助成金額 費用の30％（上限～20万円） 支給条件 ・豊島区内に引き続き2年以上居住していること
・前年の世帯の月額所得が、公営住宅法施行令第1条第3号に規定する収入の例により算出した額が、158,000円（条件により214,000円）以下であること
・対象住宅の所有権を有している者または同居親族であること
・住民税を滞納していない世帯であること 等対象工事 ・住宅リフォーム
・修繕工事 等問い合わせ先 マンション担当課マンショングループ
〒171-8422 豊島区南池袋2-45-1
TEL：03-3981-1385引用：https://www.city.toshima.lg.jp/322/1902080851.html（豊島区ホームページ）
大田区 住宅リフォーム助成事業
制度名 住宅リフォーム助成事業 受付期間 令和5年4月14日（金曜日）から令和6年1月31日（水曜日）まで 助成金額 助成対象額の5%〜20％（上限10万〜50万円）※工事内容による 支給条件 ・令和5年1月1日時点から工事対象住宅に継続して居住する区民であること
・特別区民税・都民税を滞納していないこと
・区の他の助成制度・保険給付制度を利用した場合でも自己負担額が発生すること
・過去にこの助成金の交付を受けていないこと 等対象工事 ・バリアフリー対策
・環境への配慮
・防犯、防災対策
・住まいの長寿命化の各該当する助成対象工事
・耐震化工事
・アスベスト除去工事 等問い合わせ先 住宅相談窓口（建築調整課住宅担当内）
〒144-8621 東京都大田区蒲田五丁目13番14号
TEL：03-5744-1343
FAX：03-5744-1558
葛飾区 かつしかエコ助成金
制度名 かつしかエコ助成金 受付期間 令和5年4月3日（月曜日）から令和6年3月29日（金曜日）まで 助成金額 塗装の場合は工事費用の1/4、又は施工面積×1,000円のいずれか小さい額（上限20万円） 支給条件 ・区内の自ら居住する（予定を含む）住宅に対する工事であること
・遮熱塗装の場合、日射反射率（近赤外線領域）が50％以上の塗料を使用すること
・過去10年間において、同じ建物に対して既にかつしかエコ助成金制度を受けていないこと 等対象工事 ・高反射率塗装
・断熱改修
・高断熱住宅
・太陽光発電システム
・エネファーム 等問い合わせ先 環境課 環境計画係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1
TEL：03-5654-8228
FAX：03-5698-1538引用：https://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000062/1023018/1030818.html（葛飾区ホームページ）
